歯周病が引き起こす病気【妊娠への悪影響】
早産や低出生体重時のリスクが高まる
歯周病が妊娠に悪影響を与えると聞くと、ビックリする人が多いだろうと思います。
数年前、アメリカで歯周病にかかっている妊婦さんは、赤ちゃんが低出生体重児(生まれたときの体重が2500グラム未満の赤ちゃん)や早産になる確率がなんと7倍になると報告されました!早産になると、赤ちゃんがお腹の外に出てきてもまだ小さく、生存率が低くなってしまいますから、できるだけ歯周病を避けなければいけません。
妊娠に悪影響を与える理由
なぜ歯周病が妊娠に悪影響を与えるのでしょうか。一見すると、歯の問題なのでお腹に影響を与えそうではないですよね。
ところが、歯周病に長いことかかっていると、免疫機能が活発になり、細菌と戦うたの物質を何種類も作り出します。それらの中にプロスタグランディンという物質があるのですが、こいつが問題なのです。実はこのプロスタグランディンという物質には、子宮を収縮させる働きがあるのです。予定日までにはまだ日にちがあるというのに、この物質によって子宮が収縮して陣痛を起こすと、早産のリスクが高まってしまうわけです。
また、本格的に陣痛が起こらないとしても、子宮が収縮を繰り返していると、お腹の中にいる赤ちゃんに栄養や酸素が十分運ぶことができなくなります。その結果、低出生体重時が生まれやすくなってしまいます。
妊娠するとホルモンの関係で歯周病になりやすくなるので、症状が見られた場合はすぐに治療をしましょう。早期発見、早期治療を心がけてください。
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